小さな冒険
旅をした。残念ながら今日ではないけど。
短く楽しい、そして美しい旅をした。
それはふと思い立ったのだ。
自転車を思いっきりこぎたくなった。ちょうど、塾もなくのんびりしていたし、
だいたい夕方近くの4時ごろから自転車を漕ぎ出した。
いつも一人でいったことのない道を通りたくなった。
よく知っている警備員のおじさんと目が合った。
どんどん進んでいくと、車では通ったことのある道に来た。
ここから先は好きに進んで行こうと思った。
そしてどんどん進んでいく。残念ながら空は曇り。
でも雨じゃないから良かった。
そして古い自然が残っていて、かつ歴史的建造物のある
所にやってきた。すごく自然が残っていて素敵だ。
どんどん走っていくと、ウォーキングを楽しむ老人夫婦がいた。
走って走っていくと、発声練習しているオペラのようなものを歌っている人がいた。
走っている人がいた、犬の散歩している人がいた。
車は通れないから安全だった。いろんな人がいた。
ちょうど最近巣立ったツバメがいた。
なんでわかったかって?たぶんなんだけど、家の近くにツバメの巣があった。
この旅の前日5羽のうち4羽が巣立っていたからだ。
まだお母さんに甘えたいのか1羽だけ巣立っていない。頑張れ。
そして、私は毎日そこを(巣の前)通っていたので、私が通ると、
餌をくれというように、雛はピイピイないていた。それとも威嚇だったか分からないけど。
真っ直ぐな道を進んでいくと、ツバメがついてきた。2羽も。
これはやっぱりあの子達かなってふと思ったんだ。
約4km走って家に変えると、6時になっていた。
足は疲れたし、つりそうになったけど、なんだかすごく気持ちが良かった。
これから、勉強で疲れたら、また小さなたびに出よう。
あそこは、私に癒しをくれるし、運動は体にいいし。
会いに行こう、ツバメは10月ごろに南の越冬地に旅立つ。
私も10月にはもうしっかりと足をつけているから。
小さなたびと、小さな旅人さんに、感謝。