小さな冒険

sukeko2007-07-23

 旅をした。残念ながら今日ではないけど。
短く楽しい、そして美しい旅をした。
 それはふと思い立ったのだ。
自転車を思いっきりこぎたくなった。ちょうど、塾もなくのんびりしていたし、
だいたい夕方近くの4時ごろから自転車を漕ぎ出した。
 いつも一人でいったことのない道を通りたくなった。
よく知っている警備員のおじさんと目が合った。
 どんどん進んでいくと、車では通ったことのある道に来た。
ここから先は好きに進んで行こうと思った。
 そしてどんどん進んでいく。残念ながら空は曇り。
でも雨じゃないから良かった。
 そして古い自然が残っていて、かつ歴史的建造物のある
所にやってきた。すごく自然が残っていて素敵だ。
 どんどん走っていくと、ウォーキングを楽しむ老人夫婦がいた。
走って走っていくと、発声練習しているオペラのようなものを歌っている人がいた。
走っている人がいた、犬の散歩している人がいた。
 車は通れないから安全だった。いろんな人がいた。
 ちょうど最近巣立ったツバメがいた。
なんでわかったかって?たぶんなんだけど、家の近くにツバメの巣があった。
この旅の前日5羽のうち4羽が巣立っていたからだ。
 まだお母さんに甘えたいのか1羽だけ巣立っていない。頑張れ。
そして、私は毎日そこを(巣の前)通っていたので、私が通ると、
餌をくれというように、雛はピイピイないていた。それとも威嚇だったか分からないけど。
 真っ直ぐな道を進んでいくと、ツバメがついてきた。2羽も。
 これはやっぱりあの子達かなってふと思ったんだ。
 約4km走って家に変えると、6時になっていた。
足は疲れたし、つりそうになったけど、なんだかすごく気持ちが良かった。
 これから、勉強で疲れたら、また小さなたびに出よう。
あそこは、私に癒しをくれるし、運動は体にいいし。
 会いに行こう、ツバメは10月ごろに南の越冬地に旅立つ。
私も10月にはもうしっかりと足をつけているから。
 小さなたびと、小さな旅人さんに、感謝。