小さな旅行から大きな支え 後編

 午後になって、今度は3組に分かれて別行動をとる。マムと私、ダディ、ニイニなのだが、女だけの私たちはやはり買い物へ出かける。(笑)
 東急ハンズでいろいろ買い、それから大丸でポーチを探す。こういういつも行かない場所での買い物って本当に好きだ。しかし、東急ハンズまでの道、かなり迷う。また迷ったのだ。もういいだろ〜って誰もが思うに違いない。
 それでも、地図を見たり人に聞いたりしてたどり着いたとき、きっと1キロは歩いていたような気がする。普通行けばすぐ着いただろう。
 まあ、それから疲れを癒すため、スターバックスでゆっくりくつろぎ、このとき一番スタバで飲んだ中でおいしく思えた。運動して疲れたとき水を飲んだ気分とそっくりだった。(笑)
 それから商店街を歩きながらふと目についた店に入る。和風のお店で、近々店じまいらしい。しかし、お店にある商品はどれも素敵なものばかりで、目移りしてしまった。そこで、買ったものはひよこの小物。陶器でできているのだが、すごくいい感じに丸く、癒し系だった。思い出にできる品物だ。まあ、神戸にはあまり関係のないものだけど。
 それから、神戸、神戸!!神戸牛というわけで、おいしいと評判のお店に行く。その情報はダディによるもので、ある一種の不安が蘇った。予感的中。また散々歩く羽目に。しかも、人に尋ねたのに、ちゃんと聞いていない。しっかりしてよ!
 それで、お店変更!と思いきや、最後の頼みでマムが聞いた人が、お店を知っていた。流石マム。どうして勘がそんなに鋭いんだろう。(笑)
 それから着いた場所が、ここで本当にあってるのって感じのビルだったのだが、中に入り、エレベーターにのって進んでいくと、扉が開いた瞬間待ち構えていたのが、高級店だった。開いた瞬間お店の中だったので、不意を打たれた私は目の前に広がる絶景に言葉を失った。
 そもそも、エレベーター自体がかなり古く、もう歩きつかれてどこでもいいから入っちまえと自暴自棄気味だった私。かなりお高いだろうな・・って思いしか浮かばなかった。
 それから、メニューを見て絶句。高い。高すぎる。これは遠慮すべき?とまあ、まあ、まあ〜〜な、お値段のお肉を頼む。
 そしたら、ダディが「こんなところまで来たんだから遠慮するな」と。いえ、遠慮せずには要られませんよ。
 目の前で調理してもらい、苦手な野菜も無理に口に詰め込む。流石に無理だった椎茸も鼻をつまんで食べるような場所ではないので、息をとめて食べる。多分、生きてて一番よく野菜を食べた気がする。(笑)
 それから、本当に量的には少ないお肉も、中華街へ行ってすぐだったので、お腹がはちきれそうだった。苦しい、やせたのか太ったのかよくわからない。
 
 さて、帰ることになったのはいいが・・・以下省略。だいたいわかる人にはわかるかな?(笑)家に帰ったら、去年から始まった花粉症に悩まされ、鼻がかなり気持ち悪い。長い時間人ごみにまぎれていたので、余計花粉が待っていたのだろう。うぅ・・グシュン。
 それによって、今日の朝は起きるのが遅かった。まあ、アンフェアを見て寝たからかも。(笑)