情緒

 この世界には 弱者と強者がいる。 強者は弱者を見下し、そしておごり高ぶる。
そんななかで、弱者は弱者として生きてる。 私は問う。 私は弱者ですか?強者ですか?皆口をそろえて言うだろう。 あなたは弱者です、っと。
 ならば、弱者は行きにくいこの世の中で、どうして今も残っているのでしょうか?どうして、いまも強者とともに暮らしているのでしょうか? 強者って常に強者なのでしょうか?弱者は常に弱者なのでしょうか?
 そう考えたとき、なぜライオンはシマウマを絶滅することができないのだろうか。それは、必要以上にシマウマに構わないからなのだ。 それを人間はすることができない。
 常に、強者でありたいがために、弱者を見下す。それは、本当の強さではないのに。
私は、弱者でいい。弱者は弱者であっても、心は持つ。それは力では勝てなくても、心は強くありたい。
 強者が周りにいると、多分私は弱く見えると思う。そしてその中に生きる弱い人たちも、本当はずっと待っているのだと思う。
 弱いことを選ぶ、私は、強者にはなれなくても、最低にはならない。そんな風に感じた。

 今は、私に仲間ができた。たとえそれが弱者の集まりであっても、集まって周りを見渡せば、強者なんていなかった。みんなみんな、弱さを必死に隠すため、強がっているだけだった。
 さあ、ここから本番で、私が選んだ路をはずさないように進もう。もう二度と路を踏み外さないように。