恥ずかしいし。

 母親が、これまた古い写真を整理している。多分500枚くらいありそうな写真を一生懸命に整理しているのだ。その中には、私がアホそうな格好で撮った写真や、負けん気の強そうな私がぎっしりつまっている。
 そして、聴く言葉、もう中学生になってから耳にたこができるくらい聞かされた、
「昔は可愛かったのに〜・・・。」と。
すると、私も学習能力があるのでこう返す。
「人間は代わる生き物なのよ。」と。
 本当に、可愛げない子供だよ。(笑)確かに、昔は素直だったかもしれない。だけど、小さいころから考えていることは変わらない。思っていても口に出さなくなっただけのこと。
 ちょっと、小さいころと変わらないようなことをいうと、「まあ昔のようだわ」みたいなことをいわれるので、恥ずかしくてしょうがない。
 窓を見て飲み物を飲むのも、今も変わらずずっとすきなのだが、こっそりとしかやらない。それって、やっぱり子供から卒業していくことなのかなっと思うんだけど。私は子供心を失っているのではとさえも思われてきた。まあ根本的には子供だけど。(笑)
 まあ、捻くれちゃったのかもね。だけど、心から、親には感謝しているし、可愛げなくなったといわれるけど、とっても昔のような風に振舞えたら良いと思ってる。だけど、それって昔から人の期待にこたえようと無理していた部分があったから、今は自分が一番楽で、そして目指している夢に近道せず、着実に真っ直ぐに進もうと思っているからできません。
 写真って撮るのは好き、撮られるのは嫌い。それは照れくさいから。自分の過去を見られるのは恥ずかしいから。つまり、私は恥ずかしがりやさんなのだ。(笑)ってなわけで、早く整理終わらせてくださいね。