ブイブイブイッ!!!

 明日自転車で遠くに出かけようと思う。母が地元の紹介パンフレットを買ってきたのだ。少し遠いが良いところはたくさんあった。彷徨うのも良いが危険なことは嫌い。
 それでも、昔思いっきり迷ったことがあった。帰り方がわからない。そのときはその場所にいた人に道を聞く。それが当たり前のことだと思っていた。そして、その答えが必ず帰ってくるのだ。
 何故だろう、道を尋ねる人は絶対嗚呼この人に聞こうという直感が走る。まるで、この人に聞くことが最初から決まっていたかのように。
 そう、この前 京都の伊勢丹に行った帰り電車を待っていた。MDを聴いていたためウォークマンを付けていた。それでも、ある女性が私に声をかけてきた。まだ学生である私に。その質問は、「●○駅にはこの電車は着きますか?」と言う質問だった。けれども、この電車は着かない。そうすぐわかった。それは一緒に帰っている人が降りる駅だったからだ。まさに、私にぴったりの質問?? まるで私に聞けば「はいわかります!」といえるような。
 何故だろう、なんでだろう、だけどとても良い気分。質問してくれてありがとう。お役に立てましたか?