しばし休息の間

 お盆の間は、いろんなことがあった。
 まず、2〜3日間何もするなといわれ、そういわれるとありがたいのかありがたくないのか
何もするなといわれても、ずっと勉強する習慣をようやく手に入れたのに、
何かしなければならないという使命?があるので、何もしないで遊びまくるというのが
やりたくても出来なかった。
 祖父母の家に4泊ぐらいしいたのだけれども、本気で遊べたのは最後の日の前日ぐらいだった。
 確かに、やらなければならないと焦ることもあるが、焦りすぎて時間を無駄にしていることもある。
 一度、思いっきり遊んで勉強したほうが身が入るかもしれないし、というわけでお盆があった。
 最初はすることが泣く退屈だったのだが、だんだん祖父母の畑や山に行って遊んで
夜は星空を眺め、お手伝いをする生活を続けていたら、田舎の生活がこれほど楽しいことを改めて感じるとが出来た。
 何もないけど、本当に楽しかった。

 
 読書もした。
大好きな恩田 陸さんの本でずっと読みたかった「ドミノ」。
 登場人物がたくさんいるので最初はめんどくさいかな?と思いながら読んでいる内に、
 面白くてソファーに寝転がりながら最初から終わりのほうまでずっと読み続けていたのだが
 最後のまさに、クライマックスのところで眠りに落ちていた。
私は最後のいいところになると、読んだら終わってしまうという残念な気持ちからか
最後になると、放り出す?悪い癖がある。
 本にしたって、最後で眠るなんてと思うだろう。
 まあともあれ、起きてから最後まで読んで、その日はちょうどご先祖を迎える日
(私の祖父母の家では必ずその日にご先祖を向かえるためのお供えと明かりをともす)
 ちょうどこの前、不思議な夢で「生き物を大切にしなさい」といったのは
未だにご先祖さんだと思っている私。
 だって不思議と私の家系は代々守られている気がする。
そんな不思議なことがあるのだから。だからお墓参りで感謝するんだ。
 何処の宗教を信じているのかと思われそうだけど、実際不思議なことってあると思ってる。
  目に見えるものが全てじゃないから。

愛情も、目には見えない優しさも全部感じて感謝していきたい。

ドミノ (角川文庫)

ドミノ (角川文庫)