いつもの言葉をもう一度

 今日の大雨はすごかった。電車に乗り込んできた男子学生は、
服から水滴が滴れそうな雰囲気で、持ち物からすべてずぶぬれだった。
私が自分の駅につくころには、止むかな〜っと思っていたら、
一向に止まず、大切なプリントも危うく、諸々になるところだった。
 そのとき、一台の車が止まっていて、
明るいライトで地面が照らされていた。
雨が地面に落ちて、はねるのが光によって反射して
こんな風に雨がきれいに見えるなら、雨も嫌いじゃないかもしれない。
 雨は好きだと思うようにしたけど、まだ曇りの空は苦手で、
いろいろ考えてしまう。
でも、何かに迷うときもある、決断を間違うときもある。
だけど前に進めば必ず、後から結果はついてくる、
大丈夫なんだよ、そういう風に出来ている。